「昨日、3時にコーヒー飲んだら、睡眠浅くて、ほとんど寝れてなかったんだよねー」
そう言って妻は、
Apple Watch のヘルスケア画面を、すっと差し出してきた。
3時?
……午後3時?
えっ、と思った。
寝るまで、まだ8時間くらいあるよね?
正直、その時の僕はこう感じていた。
「さすがに関係なくない?」
でも、妻にとっては違った。
夜、何度も目が覚めて、
ぐっすり眠れた感じがしなかったらしい。
そのとき、ふと考えた。
もしかしてこれ、
「コーヒーの問題」じゃなくて、
「体の感じ方の違い」なんじゃないかと。
HSPとカフェインの関係
HSP(Highly Sensitive Person) という気質の人は、
外の音や光だけじゃなくて、
体の中で起きている小さな変化にも、気づきやすいみたいだ。
コーヒーに含まれるカフェインは、
神経を刺激して、覚醒状態をつくるもの。
つまり、
普通の人にとっては「ちょうどいい目覚まし」でも、
繊細な人にとっては、
効きすぎる刺激になることもある。
自律神経との関係
ここで関わってくるのが、自律神経という話。
人の体は、
活動モード(交感神経)
リラックスモード(副交感神経)
このバランスで成り立っている。
カフェインは、このうちの
「活動モード」を強める方向に働く。
つまり、
午後3時のコーヒーで
スイッチが入りすぎると、
夜になっても
うまくオフに切り替えられないことがある。
妻の中では、スイッチが切れないまま、夜を迎えていたんだと思う。
「8時間あれば大丈夫」は通用しないこともある
僕の感覚では、
「寝る8時間前なら問題ない」
だった。
でも妻にとっては違った。
ここで気づいたのは、
“一般的な正解”が、その人の正解とは限らない
ということ。
繊細な人にとっては、
少量でも影響が出る
体に残る感覚が長い
切り替えに時間がかかる
そんなことが普通に起きる。
コーヒーとのちょうどいい距離感
じゃあ、コーヒーはダメなのか?
たぶん、そうじゃない。
大事なのは、
量を調整すること
飲む時間を工夫すること
自分の反応をちゃんと見ること
たとえば、
午後はデカフェにする
1杯を半分にする
飲んだ日の体調を覚えておく
そんな小さな調整で、
体のラクさは変わるかもしれない。
妻は、コーヒーの香りが好きだと言っている。
だからきっと、やめるんじゃなくて、付き合い方なんだと思う。
もしかしたら、妻にとっては
“朝の一杯”がいちばんちょうどいいのかもしれない。
さいごに
「昨日、3時にコーヒー飲んだら、睡眠浅くて、ほとんど寝れてなかったんだよねー」
最初は、正直ちょっと信じられなかった。
でも今は、
「そう感じる体なんだな」と思うようになった。
同じコーヒーでも、
同じ時間でも、
感じ方は人それぞれ。
だからこそ、
自分や、大切な人の「ちょうどいい」を
探していくことが大事なんだと思う。
もしかしたらあなたにも、思い当たることがあるかもしれない。


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