予定があるだけで、前日から疲れてしまう妻ちゃん

日常の気づき

妻ちゃんは、予定が苦手なところがあります。

正確に言うと、出かけること自体が苦手なわけではありません。

出かけたら楽しそうにしている日もあります。
おいしいものを食べて、うれしそうにしている日もあります。
「行ってよかったね」と言う日もあります。

でも、予定が前もって決まっていると、その前日から少し様子が変わることがあります。

明日は何時に出発。
何時までに準備。
何を持っていく。
服はどうする。
忘れ物はないか。

そういうものが、少しずつ妻ちゃんの中に積み上がっていくように見えます。

僕から見ると、妻ちゃんは「予定そのもの」が嫌なのではなく、
予定に向けて準備していく時間に、疲れてしまうのかもしれません。

「確認」は、安心のための時間

出かける前、妻ちゃんは確認を丁寧にします。

鍵。
火元。
電気。
窓。
持ち物。

ひとつひとつ確かめながら、少しずつ準備を進めていきます。

僕は以前、それをただ「時間がかかる」と見ていました。

でも最近は、少し見え方が変わってきました。

妻ちゃんにとって、その確認は安心するために必要な時間なのかもしれない。

ちゃんと確認できた。
大丈夫だった。
これで出かけられる。

その状態になるまでに、妻ちゃんには妻ちゃんの時間が必要なのだと思います。

「行きたい」より先に、「しなければならない」が来る

ただ、そこに「時間」が決まっている予定が重なると、少し苦しくなるように見えます。

映画の上映時間。
冠婚葬祭の開始時間。
ライブやフェスの開場時間。

何時までに準備しなければならない。
何時までに家を出なければならない。
間に合うように動かなければならない。

「行きたい」よりも先に、
「しなければならない」が前に出てくる。

そんなふうに見えることがあります。

当日に決めたお出かけは、うまくいく

不思議なのは、当日に決めたお出かけだと、わりとうまくいくことです。

朝、体調が良さそうなとき。

今日、どっか行く?

と聞いてみる。

あるいは、妻ちゃんの方から、

今日はここ行きたい気分ー

と言ってきたときに、乗っかる。

そういう日は、妻ちゃんも楽しそうです。

たぶん、「明日までに準備しなきゃ」が生まれる前に動けるからなのかもしれません。

予定を、決めすぎない

もちろん、すべての予定を当日に決めることはできません。

冠婚葬祭のように、日付を動かせない予定もあります。
前もって予約しないと行けない場所もあります。
誰かとの約束もあります。

それでも、動かせる予定なら、あえて決めすぎない。

妻ちゃんの様子を見ながら、行けそうな日に行く。
行けなさそうなら、また今度にする。

それだけで、妻ちゃんの負担は少し減るのかもしれません。

妻ちゃんには、妻ちゃんの時間がある

予定は、楽しみなもののはずです。

でも、繊細な人にとっては、楽しみの前にたくさんの準備や確認がやってくることがあります。

楽しみにしているのに、疲れてしまう。
行きたいのに、体が重くなる。
嫌なわけではないのに、動けなくなる。

そんなこともあるのだと思います。

僕はまだ、その感覚を全部わかっているわけではありません。

でも、妻ちゃんを見ていると、
予定には「行く時間」だけではなく、
そこに向かうまでの心の時間もあるのだと感じます。

妻ちゃんには、妻ちゃんの時間がある。

それを忘れないようにしたいなと思っています。

すべての方に当てはまる話ではないと思います。
それでも、予定の前日にしんどくなってしまう方や、そのそばで見守っている方にとって、何かのヒントになれば嬉しいです。

次回は、そんな妻ちゃんのそばで、つい「早く」と言いたくなってしまう僕の話を書いてみようと思います。

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